茅ヶ崎市の浜降り際とは？

浜降祭は、寒川町や茅ヶ崎市にある複数の神社の氏子たちが、

その神社の神輿を担ぎながら皆で海に入ります。

海から出た後は神社までの距離を、神輿を担ぎながら戻るお祭りです。


昔の言い伝えによると、寒川の氏子が大礒町国府本郷に神輿を渡した際、

地元の氏子と相模川の渡し場でいざこざが起きました。

その後、川に落ちて行方不明となり、南湖の網元の孫七さんが漁をしている際に、

氏子を発見し、寒川神社に届けられました。


神社は、その御礼のために、南湖の浜に行き、毎年みそぎをするようになったと伝えられています。


他の言い伝えでは、寒川神社のお礼参りよりももっと前の時代から、

「みぞぎ」と呼ばれる心身の罪やけがれを清めるための神事を行うため、

毎年、浜辺への渡御が行われていたと伝えられています。

タグ：茅ヶ崎市 浜降り祭 寒川町